医療機器を導入するとき、「いつもの業者に勧められたから」「初期費用がかからないから」と、なんとなくリースを選んでいませんか?
300万円の医療機器を5年間で導入する場合、銀行融資なら300万円全額を借りて60回で返済します。そのうえで、補助率2/3の補助金が適用されれば、購入後に200万円が現金で入金されるため、一般リースより実質的な負担を大きく抑えられる可能性があります。
銀行融資は、300万円を60回払いにしても一般リースより金利・総支払額を抑えやすい方法です。さらに購入後、補助金200万円が現金で戻るため、資金繰りと手残りの両面で大きなメリットが期待できます。
300万円の医療機器導入時におけるコスト徹底比較
300万円の医療機器を5年(60回払い)で導入する前提で比較します。銀行融資は300万円全額を借り入れ、年2.0%で返済する概算です。
| 比較項目 | 補助金(2/3)+銀行融資【推奨】 | 一般リース |
|---|---|---|
| 契約・借入額 | 銀行から300万円を融資 | 300万円をフルリース |
| 月々の支払額 | 約52,600円 年2.0%・60回返済の概算 | 約55,000円 |
| 5年総支払額 | 約315万5,000円 利息:約15万5,000円 | 約330万円 手数料相当:約30万円 |
| 融資とリースの差 | 銀行融資のほうが約14万5,000円安い | |
| 購入後の補助金 | 200万円が現金で入金 補助率2/3が適用された場合 | 原則なし |
| 補助金差引後の実質負担 | 約115万5,000円 | 約330万円 |
| 実質負担の差 | 約214万5,000円 | |
| 所有権 | 自院に帰属 | リース会社 終了後は再リースまたは返却 |
| 主なメリット | リースより金利負担を抑えやすく、補助金入金で実質負担も大幅に軽減 | 手続きが早く、初期費用を抑えやすい |
補助金200万円は、購入時に値引きされるものではなく、原則として機器購入・支払い・実績報告などの手続き後に入金されます。補助金を受け取った後も、銀行への60回返済は契約どおり続きます。
銀行融資と一般リースを同じ300万円・60回で比べると、銀行融資は月々約2,400円、5年間で約14万5,000円安い試算です。さらに補助金200万円が後から現金で入金されるため、補助金差引後の実質負担は約115万5,000円となり、一般リースとの差は約214万5,000円になります。
「補助金+銀行融資」が圧倒的にお得な3つの理由
1.銀行融資は一般リースより金利負担を抑えやすい
銀行から300万円全額を借り、5年間で分割返済する場合でも、今回の年2.0%の試算では月々約52,600円です。一般リースの月々約55,000円より支払額を抑えられ、5年間の総支払額にも差が出ます。
2.購入後に補助金200万円が現金で戻る
補助率2/3が適用される場合、300万円の設備購入後に200万円が補助金として入金されます。銀行への返済額は300万円を基準にしたままですが、補助金を運転資金の確保や返済原資として活用できるため、院の実質的な資金負担を大きく抑えられます。
3.完済後は「自院の資産」になる
銀行融資で購入した機器は自院の所有です。完済後も使用でき、将来の売却や入れ替えも自院の判断で行えます。一方、一般リースは原則としてリース会社が所有し、満了後は再リースまたは返却となります。
一般リースを選ぶべきケース・注意点
一般リースにも、初期費用を抑えやすい、審査や手続きが比較的早い、毎月の支払額を管理しやすいといった利点があります。次のような場合には有力な選択肢です。
- 補助金の公募時期を待たず、すぐに機器を導入したい
- 銀行融資の手続きより簡便さを優先したい
- 所有よりも一定期間の利用を重視したい
ただし、月額だけではなく、5年間の総支払額、契約途中の解約条件、満了後の扱いまで確認して比較しましょう。また、補助金は後払いが基本となるため、採択後も購入代金300万円をいったん支払える資金計画が必要です。
医療機器導入・補助金活用のご相談
治療家SSでは、整骨院・鍼灸院・治療院の設備導入計画を整理し、活用できる補助金や資金調達方法を分かりやすくご案内しています。
「導入したい機器が補助対象になるか」「リースと融資のどちらが合うか」「申請時期に間に合うか」など、まずはLINEからお気軽にご相談ください。
