整骨院の医療機器導入はリースより補助金+銀行融資?300万円を5年で徹底比較

2026年09月18日

医療機器を導入するとき、「いつもの業者に勧められたから」「初期費用がかからないから」と、なんとなくリースを選んでいませんか?

300万円の医療機器を5年間で導入する場合、銀行融資なら300万円全額を借りて60回で返済します。そのうえで、補助率2/3の補助金が適用されれば、購入後に200万円が現金で入金されるため、一般リースより実質的な負担を大きく抑えられる可能性があります。

この記事の結論
銀行融資は、300万円を60回払いにしても一般リースより金利・総支払額を抑えやすい方法です。さらに購入後、補助金200万円が現金で戻るため、資金繰りと手残りの両面で大きなメリットが期待できます。

300万円の医療機器導入時におけるコスト徹底比較

300万円の医療機器を5年(60回払い)で導入する前提で比較します。銀行融資は300万円全額を借り入れ、年2.0%で返済する概算です。

比較項目 補助金(2/3)+銀行融資【推奨】 一般リース
契約・借入額銀行から300万円を融資300万円をフルリース
月々の支払額約52,600円
年2.0%・60回返済の概算
約55,000円
5年総支払額約315万5,000円
利息:約15万5,000円
約330万円
手数料相当:約30万円
融資とリースの差銀行融資のほうが約14万5,000円安い
購入後の補助金200万円が現金で入金
補助率2/3が適用された場合
原則なし
補助金差引後の実質負担約115万5,000円約330万円
実質負担の差約214万5,000円
所有権自院に帰属リース会社
終了後は再リースまたは返却
主なメリットリースより金利負担を抑えやすく、補助金入金で実質負担も大幅に軽減手続きが早く、初期費用を抑えやすい
大切なポイント
補助金200万円は、購入時に値引きされるものではなく、原則として機器購入・支払い・実績報告などの手続き後に入金されます。補助金を受け取った後も、銀行への60回返済は契約どおり続きます。

銀行融資と一般リースを同じ300万円・60回で比べると、銀行融資は月々約2,400円、5年間で約14万5,000円安い試算です。さらに補助金200万円が後から現金で入金されるため、補助金差引後の実質負担は約115万5,000円となり、一般リースとの差は約214万5,000円になります。

「補助金+銀行融資」が圧倒的にお得な3つの理由

1.銀行融資は一般リースより金利負担を抑えやすい

銀行から300万円全額を借り、5年間で分割返済する場合でも、今回の年2.0%の試算では月々約52,600円です。一般リースの月々約55,000円より支払額を抑えられ、5年間の総支払額にも差が出ます。

2.購入後に補助金200万円が現金で戻る

補助率2/3が適用される場合、300万円の設備購入後に200万円が補助金として入金されます。銀行への返済額は300万円を基準にしたままですが、補助金を運転資金の確保や返済原資として活用できるため、院の実質的な資金負担を大きく抑えられます。

3.完済後は「自院の資産」になる

銀行融資で購入した機器は自院の所有です。完済後も使用でき、将来の売却や入れ替えも自院の判断で行えます。一方、一般リースは原則としてリース会社が所有し、満了後は再リースまたは返却となります。

一般リースを選ぶべきケース・注意点

一般リースにも、初期費用を抑えやすい、審査や手続きが比較的早い、毎月の支払額を管理しやすいといった利点があります。次のような場合には有力な選択肢です。

  • 補助金の公募時期を待たず、すぐに機器を導入したい
  • 銀行融資の手続きより簡便さを優先したい
  • 所有よりも一定期間の利用を重視したい

ただし、月額だけではなく、5年間の総支払額、契約途中の解約条件、満了後の扱いまで確認して比較しましょう。また、補助金は後払いが基本となるため、採択後も購入代金300万円をいったん支払える資金計画が必要です。

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※本記事の金額は年2.0%・元利均等返済を想定した概算です。補助金の採択・交付を保証するものではありません。補助率、対象経費、申請要件、補助金の入金時期、金融機関の審査・金利、返済方法、税務上の取扱いなどにより実際の負担額は異なります。契約・発注前に必ず個別条件をご確認ください。